アロハ!ハワイ島のエリです。

先日、ハワイで日常使われるハワイ語を紹介しましたが、今回は番外編「Pigin(ピジン)」についてお話します。

まず、Piginはハワイ語とは異なり、一言で言うと「ハワイ的英語」です。ただの「なまり」とは違い、ベースは英語なのですが「Broken English(壊れた英語)」とも言われ、英語としては正しくないので、ハワイ以外では通用しません^^このPigin、私もハワイへ来るまで存在を知らなかったので、初めはとてもビックリしました。

Piginの起源はプランテーションの時代にさかのぼります。ハワイでのサトウキビプランテーションにはネイティブハワイアン、そして日本、韓国、フィリピンなどから多くの働き手がハワイへ移住しました。プランテーションのオーナーはアメリカ本土からのアメリカ人だったので、オーナーと英語を話せない働き手との間で共通のコミュニケーションツールとして使われたのがこの「簡易化された英語=Pigin」でした。また、Piginはハワイ語、日本語、フィリピン語などから影響も受けているようです。

Piginはハワイのロコたちの間でカジュアルな言語としてよく使われ、ビジネスや学校などでは使われません。ハワイ生活を通して色々な発見があると思いますが、Piginもハワイの独特な文化の一つですね。

【よく使われるPiginフレーズ】

[[ Howzit? (ハウズィッ ]]  ”What’s up” ”How’s it going?” 「元気?」とか「最近どう?」の意味。気の許す友人同士などで使います。応答としては、Good,とかHow’s it?とそのまま返してもオッケー。実際に元気かどうか聞いているんではなく、Hi.と同じような感覚で使うみたいです^^

[[ Da kind(ダ カイン) ]]   これは本当によく聞くフレーズ。話し手の意味するもの何にでも使えます。よく「You know? Da Kine?(わかるでしょ?あれよ、あれ。)」などと使われます。日本語にすると「あれ」「あいつ」とかいう感じでしょうか。私が思うに、パッと名前が出てこないときに物や人を指してDa Kineと言っている気がします。他には、よくお土産屋さんやスーパーで売っている商品の名前としても使われているのをよく見ますよ。

[[No can(ノーキャン) ]]  ”Cannot” “I can’t do it” 「できないよ。」という意味です。これは明らかに文法が逆さま(笑)。でも、しばらくハワイに住むと、ふと「ノーキャン」と言っている自分が怖い(笑)

[[ Yeah? (ヤ?)]] これはもう口癖になってしまうほど、みんなよく使います。文の最後にYeah?とつけると、「ね?」とか「でしょ?」とか賛同を促す表現になります。

[[ Brah(ブラッ) ]]  “Friend” “Brother” 男性の友人同士で使います。”Thanks, brah.”という感じ。

[[ Mek plate(メク プレート) ]] “Grab some food” パーティーなどで聞くことが多いと思います。「自由に食べて」という感じです。

[[ Pau Hana(パウ ハナ) ]] “Quit work”ハワイアンの大好きな時間!!パウハナ(仕事終わり)はビールでお祝い!!(笑)

[[ Aunty(アンティ)・ Uncle(アンクル) ]] 正確にはPiginではないですが、ハワイでの使われ方は独特です。というか、日本語に近い。通常AuntやUncleは血のつながった叔母、叔父を指しますが、ハワイでは目上の人はみんなAuntyやUncleになります。つまり、日本語の感覚で「近所のおばさん」とか「工事のおじさん」とか、そういう感じです。ケイキ(子供)からしたらほぼみんなAunty、Uncleになります。自分が二十歳前後でもアンティ、アンクルと呼ばれるので、ショックを受けないように(笑)。「おばさん、おじさん」というより、「お姉さん、お兄さん」といわれてると考えておきましょう(笑) でも注意!自分が立派な大人の場合は自分から使うのは避けたほうが〇。子供目線での会話や、「アンティ レイ」「アンクル ジョン」などのようにみんなからの愛称となっている場合は大丈夫ですが、どっちにせよ相当歳が離れている人にのみにしましょう。

ハワイの言語・文化は本当に独特で面白いですね!住んでみないとわからないハワイの良さ、色々発見してみましょう☆

マハロ!